登録造園基幹技能者とは？
登録造園基幹技能者とは、造園工事業の主任技術者としてスキル・知識・管理能力を証明する資格である。造園工事における幅広い知識、優れた空間創造を可能にする美的感性、そして施工現場のトータル的な管理能力が証明される。
専門工事業団体の認定講座を受講し、試験に合格した者に与えられる。
■講習および試験概要
実施機関：一般社団法人 日本造園建設業協会・一般社団法人 日本造園組合連合会
費用 ：41,800円(税込)
日程 ：例年9月から翌年1月の期間内で2日間 会場によって日程が異なる
時間 ：1日目9:30～16:30 2日目 9:30～16:00
講習内容：
基幹技能者のあり方・建設業法の関連法規・造園のモノづくりの特性と技能・実務に役立つ話し方と関係者との調整方法・
OJT教育・安全管理・労働安全衛生法の関連法規・施工管理・工程管理・資材管理・原価管理・品質管理
試験時間：1時間（四者択一式）
※合格後は、5年ごとに更新が必要
■受験資格
①1級造園技能士または1級造園施工管理技士の資格取得
②10年以上の実務経験（1年以上の指導経験含）
③職長経験3年以上（※職長教育修了証の写しを添付）
■主な仕事内容
・造園工事における施工方法などの提案・調整
・作業手順の構成・実施
・施工の指示・指導
・作業工程の連絡・調整
■求められるスキル
・現場の施工を円滑に行うため、連絡・調整・提案に関するスキル
・10年以上の実務経験を持つ熟練技能者であること
・技能者の管理や成果物の点検、工事の是正が可能であること
・技術の進歩に的確に対応できる知識の習得と柔軟な思考・提案能力を持っていること
