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クーリングシェルター(指定暑熱避難施設)とは?

熱中症特別警戒情報が発表された際、地域住民が涼をとるために解放される冷房設備を備えた施設である。

指定は市町村長が行い、施設の入り口などに「クーリングシェルター・マーク」が掲示されている。
施設の種類は多様で、市役所・公民館・図書館といった公共施設に加え、ショッピングモールや薬局などの民間施設も含まれる。



■制度導入の背景

毎年、熱中症による緊急搬送が数万人規模で発生し、死亡者数も5年移動平均で1000人を超えていることから、暑さをしのぐ場所を確保するため、制度化された。

 

■クーリングシェルターの探し方

クーリングシェルターは誰でも利用できる施設であり、外出先で涼をとりたい場合にも活用できる。

 

【クーリングシェルター検索方法】

・自治体の公式ホームページ(一覧やマップが掲載されている場合が多い)

・ERCA(環境再生保全機構)が公開する「クーリングシェルターマップ」

・現地のポスターやのぼり旗などの掲示物

 

クーリングシェルターは、酷暑から身を守るために整備された社会的な仕組みであり、特に熱中症のリスクが高い高齢者や乳幼児、持病のある人、障害のある人にとって重要な存在である。
夏を安全に過ごすため、日常の自助努力に加え、地域で用意された共助・公助の場を活用することが大切である。



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