T-Earthとは
株式会社タカミヤが開発したφ48.6㎜専用の単管クランプである。
締め付け時にボルト先端が突出しない構造を採用している点に特長があり、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録されている。
NETIS登録番号:SK-250004-A
■従来クランプとの違い
(1)ボルトが突出しない特殊ナット構造
従来の単管クランプは、ボルト先端が外部へ突出する構造であったため、クランプカバーの装着が必要であった。
T-Earthは、完全に締め付けてもボルトが突出しない特殊構造のため、クランプカバーを使わずに安全性を高めることができる。
カバーの製造・廃棄が不要であるため、省資源化・CO2排出削減にも寄与する。
(2)半ねじボルト採用による用途外使用防止
半ねじを採用しており、φ48.6㎜鋼管専用設計としている。
用途外使用を防ぎ、安全性を高める。
(3)三価クロメート処理を採用
従来の単管クランプは、環境規制の対象となるケースが多い六価クロメートを表面処理に使用していた。
T-Earthは、三価クロメートを採用しており、製造工程における公害物質リスクを低減している。
(4)高張力鋼管への単品承認取得
高張力鋼管を用いた引張試験において仮設工業会の基準をクリアし、単品承認を取得している。
許容荷重は、直行4.90kN、自在3.43kNであり、仮設工場会が定める基準内で使用可能である。
■どの現場での使用が効果的か
T-Earthは、クランプカバーの着脱作業が不要であるため、従来品に比べて作業効率が高い。
そのため、工事進捗に応じて移設や再配置が頻繁に行われる現場において効果を発揮する。
【適用現場】
・足場支保工事
・仮囲い設置工事
・仮設材設置撤去工事
このように、T-Earthは単なる形状改良ではなく、安全性の向上・省資源化・高張力鋼管対応による施工負荷低減といった複数の課題を同時に解決する技術である。

