JESCOとは
国の全額出資により設立された特殊会社であり、「中間貯蔵・環境安全事業株式会社法」に基づく法人である。
PCB廃棄物処理を担う会社として発足し、2014年の法改正により中間貯蔵事業が追加され、現在の体制となった。
主務官庁は環境省である。
【JESCOの由来】
中間貯蔵・環境安全事業株式会社の略称
(Japan Environmental Storage & Safety Corporation)
■JESCOの中核事業
(1)中間貯蔵事業(福島復興関連)
福島県内の除染によって発生した除去土壌等を、県外最終処分までの間、安全に管理・貯蔵する事業である。
【主な内容】
・除去土壌等の受入・分別
・土壌の安全な貯蔵
・減容・再生利用に向けた技術実証
・県外最終処分に向けた検討 等
(2)PCB(ポリ塩化ビフェニル)廃棄物処理事業
強い毒性を持つPCBの適正処理を行う事業である。
全国5か所(北九州・豊田・東京・大阪・北海道)で行われており、北九州・豊田・大阪事業所では既に処理が完了している。
東京・北海道事業所でも、処理完了に向けた最終段階にある。
このように、中間貯蔵事業やPCB処理事業は、いずれも高度な安全管理と長期的な責任が求められる事業である。
事業遂行にあたっては、巨額の事業費や地域住民との合意形成が必要であり、民間企業単独で担うことは現実的ではない。
国が全額出資して設立されたJESCOは、日本の環境安全政策を支える実行主体である。

