2026年2月2日(月)配信
国土交通省が係長級の募集(中途採用)をしていたので、今日はその募集要項から「国交省の技術係長って年収はどのくらい?」という話をしてみたいと思います。
昨年(2025年)、国土交通省の関東地方整備局(要するに国交省の関東支店みたいな所)が、社会人経験者を対象とした技術係長級の募集を出していました。
技術係長ですから、仕事は工事監督や積算といった技術系になりますね。
こちらがその募集資料です。
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(国土交通省の技術係長職、年収いくら?)
https://www.rise-jms.jp/media/kensetsu_news/a1376採用時32歳で学歴は大卒、正社員経験9年で残業を月10時間した場合の給与が出ていますが、その額は、
「293,640円程度」です。
この募集、応募資格として土木や建築など技術系の実務経験か、技術系の専門学科を卒業していることを必須としています。
ということは、大卒で経験9年32歳でこの職種に応募する人は、おそらく1級施工管理や技術士・士補あたりは資格として持っているでしょうから、この額は民間と比べると低く映るでしょうね。
(ちなみに応募要項に資格要件はありませんでした。役所では必要性もないし国交省で有資格者って少ないですしね。)
例えば、大学の土木学科を出てゼネコンで施工管理の経験が9年ある1級土木施工管理技士は、この額はありえないって感じるんじゃないですかね。
ただし「月293,640円」以外に加算される手当として地域手当と住居手当が書いてあるので(23区勤務とかであれば)おそらくこれが月7~8万になるので合計36~37万、それに残業代も上乗せされるでしょう。残業が月10時間で終わるとは思えませんから。
で、この資料によれば、「月293,640円」で入職して33歳2年目で年収が489万円だそうです。(逆算すると、このうち賞与は130万程度です。)
先ほどの地域手当と住居手当を合わせればプラス100万はいくし、残業代も加えれば489万が→600万は間違いなく超えるでしょう。33歳で年収600万円台、国家公務員という超安定したポジションを考えれば、それなりにいい金額なのかも知れませんね。
この資料には、もう一つ年収例が書いてあって、入職4年目35歳で年収が506万円に上がるそうです。前述したように諸々手当を合わせれば600万は軽くいくでしょうが、それにしても入職2年目の年収が489万円なので、その後2年経っても年収が17万しかアップしない計算になります。
この当りがフレキシブルな民間の賃上げと違うところで、公務員はそう簡単に大きな賃上げは期待できませんね。
ということで、今日は国土交通省の技術係長の年収がどの位なのか、という話でした。