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空気環境測定実施者とは?

空気環境測定実施者とは、建築物衛生制度の資格の1つで、ビルや工場内の空気環境を測定するために
必要な資格である。
空気環境測定実施者講習を受講し、試験に合格した者に与えられる国家資格だ。
受講した人のほとんどが合格すると言われている難易度が比較的低い試験である。

主な業務内容は、建物内で空気のよどみや温度、湿度、粉塵の量などを調べて管理することだ。
また建物内で空気環境に関する異常があった場合は、原因の究明と処理を行う。
建物で使用されている空調システムを管理し、職場の空気とそこで働く人達の健康を守る重要な仕事を
行っている。

■講習概要
実施機関:公益財団法人日本建築衛生管理教育センター
費用  :90,000円(非課税、受講申込時には不要)
日程  :5日間
講習内容:33時間
・建築物環境衛生制度
・建築設備概論(空調設備関係)
・空気環境管理概論
・空気環境測定各論
・実務指導
試験時間:90分

■受講資格
次の①~③のいずれかに該当する者が受講できる。
①学校教育法に基づく高等学校若しくは中等教育学校又は旧中等学校令に基づく中等学校を卒業した後、
 2年以上建築物における空気環境の測定に関する実務に従事した経験を有する者
②5年以上建築物における空気環境の測定に関する実務に従事した経験を有する者
③①と同等以上の学歴及び実務の経験を有すると認められる者

※建築物環境衛生管理技術者免状があれば受講不要

■資格取得のメリット
・ビル管理会社、総合管理会社、環境調査関連会社への転職に有利
・ビルや工場など、幅広い職場で必要不可欠な存在のため活躍の場が広い

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