賃貸不動産経営管理士とは
賃貸住宅の管理・運営業務に関する専門知識を有する者に与えられる国家資格である。
本資格は、2021年に国家資格化された。
賃貸不動産経営管理士は、業務管理者※1の要件の1つとなっている。
※1 業務管理者
賃貸住宅管理業法において、一定規模以上の賃貸住宅管理業者に配置が義務付けられている。
■賃貸不動産経営管理士の主な業務
賃貸不動産経営管理士は、賃貸住宅の適切な管理・運営を担う。
主な業務は次のとおりである。
(1)管理受託契約時の重要事項説明
オーナーに対して管理業務の内容や契約条件などを説明する。
(2)オーナーへの管理状況報告
入居状況、家賃収納状況、建物や設備の修繕状況、入居者からの要望や苦情対応状況などをオーナーへ定期的に報告する。
(3)建物や設備の維持管理
設備点検や修繕計画の立案、修繕工事の手配など、賃貸住宅の安全性や快適性を維持するための管理を行う。
(4)入居者対応やトラブル対応
設備故障や騒音トラブル、退去時の精算などに対応する。
■賃貸不動産経営管理士資格取得の概要
賃貸不動産経営管理士の受験資格・出題分野・登録要件は次のとおりである。
・受験資格
特別な制限はなく、だれでも受験できる。
・出題分野
賃貸住宅管理業法・借地借家法・建物設備・賃貸住宅管理実務・関連法令
・登録要件
①試験に合格していること
②2年以上の実務経験または実務経験と同等以上の能力を有すると認められた者
■まとめ
賃貸不動産経営管理士は、賃貸住宅の管理・運営に関する専門知識を有する国家資格である。
管理受託契約時の重要事項説明や管理状況の報告、建物・設備の維持管理、入居者対応など、賃貸住宅管理業務において重要な役割を担う。
不動産管理会社をはじめ、不動産業界で専門知識を活かしたい人にとって有用な資格といえる。

