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登録切断穿孔基幹技能者とは?

登録切断穿孔基幹技能者とは、切断穿孔工事の施工スキルや管理スキルを証明する資格である。
切断穿孔工事とは、カッターを使ってコンクリートを切断する工事である。
建物を解体するだけでなく、建物の配管口などを作る・エアコン設置時に建物の内外を繋ぐ穴を開けるのも
切断穿孔工事のひとつだ。
登録切断穿孔基幹技能者講習を受講し、修了試験に合格した者に与えられる。

■講習概要
実施機関:ダイヤモンド工事業協同組合((旧)全国コンクリートカッター工事業協同組合
費用  :38,500円(税込)
日程  :2日間で720分
講習内容:
・基幹技能者のあり方
・実務に役立つ話し方、OJT教育
・基幹技能者関係法規
・建設工事の施工管理等技術上の管理に関する科目(施工管理・工程管理・資材管理・原価管理・品質管理・
 安全管理・工事検査)
試験時間:90分(四者択一 25問)60%以上で合格
有効期限:5年(5年ごとに更新講習あり)

■受験資格
次の要件を全て満たしていること。
①10年以上の切断穿孔実務経験者
②3年以上の職長経験者(職長・安全衛生責任者)
③厚生労働省認定コンクリート等切断穿孔技能審査合格者(「切断」又は「穿孔」のいずれか)

■資格を取得するとできること
①技術者に対する現場の状況に応じた施工方法等の提案、連絡・調整
②前工程・後工程に配慮した他業種の基幹技能者(職長等)との連絡・調整
③作業を効率的に行うための技能者の適正配置、作業手順・作業方法の構成
④切断穿孔工事の品質・安全・工程管理等に係わる作業管理、現場技能者に対する施工の指示・指導

■資格取得のメリット
・登録切断穿孔基幹技能者は、経営事項審査で「とび・土工工事業」において加点評価される(1名に付き3点)
・主任技術者要件を満たす者として認められる

■資格保持者の人数
435名(2022年03月31日 現在)

■直近とその1つ前の受験者数&合格率
2022年度は受験者数35人、合格者数35人、合格率は2021年度から+28.0ポイントの100%という結果だった。

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