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河川技術者とは

堤防や河道、河川管理施設などの点検・維持管理に関わる技術者の総称である。
豪雨災害の激甚化や河川施設の老朽化が懸念されるなか、河川の維持管理水準を確保・向上する専門技術者として、その重要性が高まっている。

一般財団法人河川技術者教育振興機構が認定する河川技術者資格には、「河川維持管理技術者」と「河川点検士」がある。

■河川技術者の主な役割
河川技術者は、保有する資格や担当する業務に応じて、河川の点検、状態の分析、必要な対応の提案などを行う。

【主な役割】
・堤防や河道、河川管理施設などを点検する
・損傷や沈下、変形などの変状を記録し、河川管理者へ報告する
・河川の状態や変状の原因を分析する
・補修や経過観察などの対応方法を検討する
・河川管理上の判断に必要な提案を行う

■河川維持管理技術者と河川点検士の役割・求められる能力
河川維持管理技術者と河川点検士の役割や求められる能力は以下の通りである。
両資格は2015年度に創設され、2018年2月27日付けで国土交通省登録技術者資格に登録されている。

(1)河川維持管理技術者
河川の状態を把握・分析し、維持管理に必要な対応案を検討・提案する技術者である。
河川維持管理に関する応用的な技術や実務経験に加え、地域の河川特性、過去の改修履歴や災害履歴などに関する知識が求められる。

また、河川管理上の判断に役立つ提案を行い、河川管理者や関係者と適切に情報共有する能力も必要となる。

(2)河川点検士
点検要領やマニュアルに基づき、堤防や河道、河川管理施設などを点検する技術者である。

河川施設に生じた損傷や変形などの変状を的確に把握し、維持管理に必要な情報を記録・報告する役割を担う。

■まとめ
河川技術者とは、堤防や河道、河川管理施設などの点検や維持管理に関わる技術者の総称である。

河川点検士が点検によって変状を把握・記録するのに対し、河川維持管理技術者は、河川の状態を分析して必要な対応を提案する役割を担う。

豪雨災害の激甚化や河川施設の老朽化が懸念されるなか、災害による被害の防止・軽減に向け、河川の維持管理水準の確保・向上に貢献する専門技術者としての活躍が期待されている。


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