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BIPV(建材一体型太陽電池)とは

屋根材や外壁材、窓ガラスなどの建材と太陽電池を一体化したものである。
太陽電池そのものを建築物の構成部材として組み込むため、屋根だけでなく、外壁やカーテンウォール、窓、庇など、さまざまな場所を発電面として活用できる。
近年は、ペロブスカイト太陽電池をBIPVに活用する技術開発も進められている。

【BIPVの由来】
Building:建物
Integrated:統合された
Photovoltaics:太陽光発電

■BIPVとペロブスカイト太陽電池の違い
BIPVとペロブスカイト太陽電池は同じものではなく、次の違いがある。

・BIPV:太陽電池を建材として建築物に組み込む技術・方式を表す。
・ペロブスカイト太陽電池:太陽電池の種類の一つ。

>>>ペロブスカイト太陽電池について詳しく知りたい方はこちら

■BIPVの主な設置場所
BIPVは、屋根だけでなく、外壁や窓、庇など、建築物のさまざまな部位に組み込むことができる。
設置する場所によって、求められる建材としての機能や発電条件が異なるため、建物の用途や設計条件に応じた選択が必要である。

【主な設置場所】
 ・屋根
 ・外壁・カーテンウォール
 ・窓・ガラス
 ・庇・手すりなど

■BIPVを導入するメリット
BIPVは、建材と太陽光発電設備を一体化できるため、一般的な太陽光パネルとは異なるメリットがある。

【メリット】
 ・屋根以外も発電スペースとして活用できる
 ・建築物の意匠性を保ちやすい
 ・ZEB化や建築物のエネルギー性能向上に活用できる

■BIPVの設計・施工時の注意点と課題
BIPVは、太陽光発電設備であると同時に建築外皮の一部として機能する。
そのため、発電性能だけでなく、構造安全性能や防耐火性能など、建築外皮として求められる性能も考慮して設計・施工する必要がある。

近年、既存建物への導入を想定したBIPVの開発も進められている。
導入にあたっては、建物の維持管理計画と発電設備の点検計画を調整し、点検や交換方法をあらかじめ検討しておくことも重要である。

■まとめ
BIPVは、建材と太陽光発電の機能を一体化したシステムである。
屋根だけでなく、外壁や窓、庇、手すりなど、建築物のさまざまな部位を発電スペースとして活用できるメリットがある。

BIPVは建築外皮としての役割を果たすため、計画初期から発電性能や建築外皮としての性能、維持管理方法などを総合的に検討することが求められる。



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