のり面施工管理技術者とは?
のり面保護工事において、調査・設計・施工を円滑かつ安全に実施するための専門知識と管理能力を有する技術者である。
資格の有効期間は5年であり、更新には特別講習の受講が求められる。
特別講習は、施工技術や安全基準の変化に対応するために行われ、実務に直結する内容となっている。
■のり面施工管理技術者の役割と業務内容
のり面施工管理技術者は、設計と施工の橋渡し役としての役割が求められる。
【業務内容】
・現地調査結果を踏まえた施工条件の把握
・設計図書の内容理解と施工への反映
・工法選定に関する技術的判断の補助
【具体例】
・施工計画の立案および工程管理
・品質管理・出来形管理
・高所作業や斜面作業に対応した安全管理
・作業員への技術指導・安全教育
特に安全管理については、のり面工事特有のリスクを理解したうえでの判断力が必要である。
■どんな現場で求められる資格なのか
のり面施工管理技術者は、主に次のような現場で求められ、現場代理人や職長を補佐する立場として配置されるケースもある。
・国・自治体が発注する公共工事
・防災・減災を目的としたのり面保護工事
・維持修繕・補強工事を含む長期管理型工事
このように、のり面施工管理技術者は、のり面工事分野における専門性と施工の信頼性を証明する資格である。
のり面工事は今後も継続的に必要とされる分野であり、専門性を持つ技術者の価値は高く、発注者・元請からの技術的信頼を得やすい。
のり面工事・法面工事に継続して関わりたい人、防災・社会インフラに貢献したい人、現場経験を資格として裏付けたい人にとって、本資格は重要なステップとなるだろう。

