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ダストロングガードとは?

高分子化合物からなる複合体(PIC:polyion complex)を利用した粉じん抑制材である。

 

従来の粉じん対策である飛散防止シートには、手間・コスト・脱落リスクといった課題があった。

これらの課題を解決するため、戸田建設によって開発されたのが、ダストロングガードである。

本技術は、2025年にNETISに登録されている。(登録番号:TH-250013-A)

 

■導入効果

ダストロングガードは、高分子化合物が土粒子と絡み合い、固化層を形成することで粉じんの発生を抑制する。導入効果は次のとおりである。

 

・コスト削減と工期の短縮

 シートの張り替え作業が不要になるため、シートの張り替えや廃棄にかかるコストと時間が削減できる。

 

・強風や降雨の影響を受けにくい

裸地表面に固化層を形成するため、強風時の粉じん発生や降雨時の土砂流出を抑制する。

(実証実験の結果)
 未対策区画と比較し次の効果が確認されている。
  風速15m/s環境下で粉じんを1/20以下に低減
  降雨量80mm/hで土砂流出量が1/5以下に低減

・固化効果の持続性

 固化効果は、散布翌日から約3か月間持続する。

 

■適用条件

(1)適用可能な条件

・シルト質〜砂質土の裸地

・車両が通行しない範囲

・住宅地に隣接した造成現場(クレーム対策に有効)

・大面積の造成地(3,000㎡以上で特に効果的)

 

(2)適用できない条件

・表土が露出していない場所

・散布後に車両が通行する場所

・施工日前後で降雨・降雪が予想される場合

・地表が凍結・ぬかるんでいる場合

 

このように、ダストロングガードは裸地の耐風性・耐雨性を高める新技術である。

OECD試験によって安全性も確認されており、環境に与える影響が小さい。

今後、従来の飛散防止シートに変わる新たな粉じん対策として、公共工事をはじめとするさまざまな工事への活用が期待される。

 

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