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ダンジオーラE下塗とは?

日本ペイントが独自の技術で開発した、さび面にも塗装できる高遮断性・高耐久の弱溶剤形変性エポキシ樹脂下塗り塗料である。

本技術は、2025年9月30日に国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録されている。(登録番号:CG-250006-A)

 

■ダンジオーラE下塗の特長

1.防食耐久性の向上

樹脂の架橋密度を高めた独自の塗膜構造により、水・酸素・塩分などの腐食因子の塗膜内部への侵入を強力に抑制する。

さらに、塗膜内にわずかに侵入した水蒸気が特殊顔料成分と反応し、樹脂と再結合することで遮断性が時間の経過とともに上昇するため、従来の下塗り塗料と比べ約40倍の防食性(理論値)を発揮する。

 

2.さび面にも塗装できるさび転換機能

特殊成分により赤さびを黒さびへ転換し、腐食の進行を抑制する。
除錆が困難な箇所でも、従来技術の約3倍の防食効果が確認されている。

 

3.高い塩分適性(残存塩分150mg/㎡まで許容)

一般的な塩害対策塗料の約3倍となる150mg/㎡までの残存塩分を許容する。

水洗工程の削減ができ、塩害地域での施工性を大幅に改善できる。

 

4.薄膜・省工程で工期を約40%短縮

薄膜で性能が出るうえ、工程数を減らすことができる。

工期の大幅な短縮が可能となり、人件費・足場費などの間接費削減に繋がる。

 

5.-5℃から施工できる優れた低温乾燥性

一般的な弱溶剤形エポキシ下塗りは 5℃未満では施工不可であるのに対し、ダンジオーラE下塗は -5℃から施工可能である。寒冷期の施工が可能となるため、年間を通した工期計画が立てやすい。

 

6.高温における可使時間が長い。

気温が高い環境でも可使時間を長く確保できるため、施工効率向上に寄与する。

 

■活用場面

次の環境下で高い効果が期待できる。

・鋼構造物(弱溶剤形のため適用幅が広い)

・海岸部・港湾部の鋼構造物

・除錆が困難な箇所(狭隘部・桁端部・フランジ)

・冬季の寒冷地工事

 

■適用できないケース

・没水環境

・残存塩分150mg/㎡以上で除去が困難な場合

・結露・降雨降雪・湿度85%以上の環境

・換気が不十分で結露が発生する可能性が考えられる場合

 

ダンジオーラE下塗は、「さび」「塩分」「低温」という、鋼構造物の劣化三大要因に対し、従来塗料では得られなかった耐久性・施工性を提供する。

今後、塩害環境の維持管理や橋梁・プラントの長寿命化において活用がさらに進むと考えられる。

 

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