J-HAB(住宅・建築海外展開連携協議会)とは?
日本の住宅・建築分野における海外展開を推進するために設立された協議会である。
2025年11月に設立され、国土交通省を中心に関係機関や業界団体とともに、海外市場への展開を支える「ハブ」としての役割を担う。
【J-HABの英語名称】
Joint Conference for Housing and Architecture Overseas Business Development
■設立の背景
近年、世界各国において経済成長や人口増加を背景に、住宅不足が深刻な社会課題となっている。
特に、取得しやすい価格帯の住宅に対する需要は急速に拡大している。
日本の住宅・建築分野は海外市場においても高い評価を受けており、その強みを核として海外展開を推進する組織として設立された。
【海外展開における日本の強み】
・制震・耐震・免震などの災害に強い建築技術
・木造建築技術、省エネ技術などの環境・持続可能な建築技術
・工業化住宅、公営住宅、住宅金融制度などの住宅生産技術・制度
■対象国
J-HABが当面の対象国として想定しているのは、次の4か国である。
・アメリカ
・オーストラリア
・インドネシア
・インド
先進国市場では成熟市場の拡大を狙い、新興国市場では人口増加に伴う高成長市場の獲得を目指す。
今後は、民間企業の意向や具体的なニーズを踏まえながら、対象とする国や地域の拡充が順次検討される。
このように、住宅・建築海外展開連携協議会(J-HAB)は、日本の強みを活かし、官民連携によって住宅・建築分野の海外展開を戦略的に推進する中核組織である。
今後、J-HABを軸とした取組が、日本の住宅・建築産業の国際展開を大きく前進させることが期待される。

