低炭素型建材活用新築ZEB支援事業とは?
低炭素型建材の導入を支援する制度である。
本制度は、環境省が2024年度に開始した「ライフサイクルカーボン削減型新築ZEB支援事業」の次のステップとして位置づけられており、実施期間は2026年度から2028年度までを予定している。
■事業の目的
低炭素型建材の導入を支援し、資材調達から解体に至るまでの全ての段階でCO2排出量を削減することを目的としている。
■補助対象・補助率
補助を受けるためには、「ライフサイクルカーボン削減型の新築ZEB支援事業」の補助要件※を満たしていることに加え、低炭素型建材を導入することが条件となる。
※ライフサイクルカーボン削減型の新築ZEB支援事業」の補助要件
・ライフサイクルカーボンの算定
・ZEB Oriented基準以上の省エネルギー性能を満たすこと
・エネルギー管理体制を整備すること 等
(1)対象建築物
・中小規模自治体の建築物
・民間建築物
新築:延べ面積1万㎡未満
既築:延べ面積2,000㎡未満
(2)補助対象経費
・低炭素型建材(鉄・コンクリート・木材など)の導入費用
・ZEB化に資するシステム・設備機器の導入費用
・建築物のライフサイクルCO₂算定・削減に係る費用
(3)補助率
用途やZEB区分に応じて補助率が設定されている。
(出典:環境省 建築物等のZEB化・省CO2化普及加速事業)
このように、「低炭素型建材活用新築ZEB支援事業」は、従来の省エネ中心のZEB支援を一歩進め、建材を通じた脱炭素化を支援する新たな枠組みである。
2050年カーボンニュートラルおよび2030年度の温室効果ガス46%削減という、国の気候目標の実現に向けた重要な施策である。

