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建設産業専門団体連合会とは?

建設産業専門団体連合会とは、専門工事業・設備工事業・建設関連業団体で構成する一般社団法人である。
通称は建専連。東京都港区虎ノ門に所在する。
2022年5月1日現在、34団体が会員となっている。

建設産業を取り巻く環境は厳しく、将来において、建設技能労働者数は半減すると推計されている。
特に、専門工事業界は企業の利益率・経営体力が低下し、倒産・廃業の増加を招いている。

建専連では、作業員の賃金水準や保険加入状況を調査し、処遇改善などを含む12の提言を目標に掲げる。
将来、建専連傘下の業者が、未来予想図の描ける業界・入りたい業界に変わることを目指して活動している。

【12の提言】
1.品質・技術力重視の入札制度の拡充
2.発注者・設計者・元請・下請による4者協議の推進
3.コア技能者の直接雇用の推進
4.基幹技能者の活用促進と適正評価
5.社会保険等加入を前提とした技能者の流動化・就業確保
6.建退共制度の活用・充実
7.技能者全ての労災保険加入の促進
8.技能者の育成と雇用・福利厚生を担保する組織・基金の創設
9.新たな事業の展開
10.適正対価を確保したうえでの業務の遂行
11.元請・発注者・高校・専門学校等に対する計画的・組織的PRの推進
12.地域・社会貢献活動の推進とPR

【事業内容】
・建設専門業の経営力及び施工力の改善に関する調査研究
・建設専門業に係る契約・取引関係の適正化に関する事業
・技術・技能者の育成及び労働条件の改善等に関する事業
・労働災害防止及び環境保全対策に関する事業
・建設専門業に係る情報収集並びに研修会等の開催
・建設専門業の社会的経済的地位の向上に関する啓発、宣伝
・国土交通省や地方整備局等との意見交換会
・その他本連合会の目的を達成するために必要な事業
また、地域への貢献活動として、災害時の復旧活動や治安・安全・防災に関する活動にも取り組んでいる。

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