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建築積算士とは?

建築積算士とは、建築生産過程における工事費の算定並びにこれに付帯する業務に関し、高度な専門知識及び技術を有する専門家である。
依頼する建築会社を比較する際や入札時に、提示価格の基礎を算定するのが、主な仕事だ。

公益社団法人日本建築積算協会が実施する試験に合格し、登録を受けた者に称号が付与される。

■受験資格
受験年度の4月2日に満17歳以上である者
※次のいずれかに該当する者は、一次試験が免除される。
・建築コスト管理士、建築積算士補
・一級建築士、二級建築士、木造建築士
・一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士
・日本建築積算協会の積算学校の卒業生
・過去の一次試験に合格された者

■試験概要
受験料:27,500円(税込み)
※建築積算士補・学生会員は受験料が半額になる
〇一次試験:基本知識についての試験 四肢択一 50問 3時間
対象となる分野は以下の通りだ。
・建築積算の基礎となる建築一般の知識
・建築数量積算の理解度
・工事費に関する知識
・建築生産に関する知識
〇二次試験:1次試験合格者および1次試験免除者のみ受験可能
①短文記述試験:200文字以内の短文記述式 2問 1時間
建築積算士ガイドブックのうち第1章~第4章、第9章~第15章が対象
②実技試験:図面に基づき、数量を計測・計算 4時間30分
問題数 躯体、鉄骨、仕上、内訳明細作成・工事費算出の4分野
建築積算士ガイドブックのうち第5章~第8章、巻末の基準類が対象

■登録
登録手数料:13,200円(税込み)
建築積算士の資格認定は、建築積算士登録簿に登録することによって行う。
登録の有効期間は、登録した日から3年を経過した日の属する年度の末日までの期間である。
更新には更新講習の課程を修了後、申請が必要だ。

■資格取得のメリット
・建設業界での転職に有利(官公庁への転職にも活用可)
・建築コスト管理士へのステップアップになる

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