建設関連業者とは?
国交省/建設関連業者登録システム改修へ/クラウドで申請環境高度化
[2020年10月9日1面] 建設産業新聞
聞いたことがあるようで、あまり聞きなれない「建設関連業者」。
国土交通省が定義している言葉です。
正直、建設業界では普段あまり使われていませんが、
国土交通省関係のニュースではよく使われるので覚えておきましょう。
建設関連業者とは、以下の4業態のことを指しています。
・補償コンサルタント
・地質調査業
・測量業
・設計業
公共工事を発注するまでに必要となる用地買収、地形測量、地質調査、設計などを担う会社のことです。
例えば道路工事をする場合、
・道路用地を買収するため対象となる土地や建物の査定が必要になりますが、これを行うのが補償コンサルタント会社です。
・道路を設計する為には地質が固いか柔らかいか岩なのか砂なのか調べる必要がありますが、これを行うのが地質調査会社です。
・同じく道路を設計する為には地形を測量する必要がありますが、これを行うのが測量会社です。
・そして、道路の設計をするのが設計会社です。(建設コンサルタントとも言います。)