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地質調査技士とは?

地質調査技士とは、地質調査業務のうち、現場でボーリングや各種計測・試験を行う技術者の知識と技能を認定する資格である。
検定試験に合格し登録を行ったものに資格が与えられる。

資格の有効期間は5年間であり、更新するには5年毎に手続きを行う必要がある。登録更新手続きは、講習会の受講形式、または継続教育CPD記録の報告形式のいずれかを任意選択する。

■登録部門
資格登録部門は、現場調査部門、現場技術・管理部門、土壌・地下水汚染部門の3つがあるが、令和4年度より土壌・地下水汚染部門については当面の間休止されている。
土壌・地下水汚染部門の資格自体は、試験休止以降も存続するものとし、同部門の資格保有者向けの登録更新は従来通り実施される。
〇現場調査部門:ボーリング・マシンのオペレータなど、ボーリングに関する機器等の操作を行う方
〇現場技術・管理部門
地質調査に関する現場の管理業務、物理探査、土質試験、計測業務などを実施する方

■受験資格
〇現場調査部門
ボーリング関連機器を操作する実務経験が5年以上の方(専門学校の指定課程卒業者は2年以上)
〇現場技術・管理部門
大学および工業高等専門学校(5年課程)で地質・土木・建築・地球物理学等の課程を卒業した方は関連実務経験3年以上、その他の方は5年~8年以上

■試験概要
主催:一般社団法人全国地質調査業協会連合会
受験料:18,480円(税込み)
登録料:13,200円(税込み)
試験内容:
〇現場調査部門
筆記試験:四肢択一式問題 (全80問)・記述式問題(1~2問)
口頭試験:地質調査を目的としたボーリングに関する必要な知識・経験等を中心に試問
〇現場技術・管理部門
筆記試験:四肢択一式問題 (全100問)・記述式問題(全2問)

■資格取得のメリット
・建築関連、地質調査業への転職に有利
・公的工事の現場代理人として地質調査技士の指定をするところも多く将来性が高い
・資格取得すれば手当が支給される企業がある

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