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砂防・急傾斜管理技術者とは?

砂防・急傾斜管理技術者とは、砂防に関する広範かつ確実な知識と豊富な経験があることを証明する資格である。
平成27年度に創設された。
砂防とは、斜面の土砂が崩れるのを防ぎ、土砂災害から命や暮らしを守るために行われる工事や仕事のことである。
真に高度な専門的能力と高い倫理観を有する砂防技術者を、中立客観的な立場から評価・認定することを目的としている。

砂防・急傾斜管理技術者試験に合格した者が申請し登録簿に記録すると、登録証明書が交付される。
登録料は合格通知から3週間以内に申請すれば10,000円(税込み)、3週間を経過した後に申請すると12,000円(税込み)となる。
試験は一次試験・二次試験がある。

■試験概要
主催:公益社団法人 砂防学会
日程:一次試験 1日(50分・100分・80分の3つ) 二次試験 1日(20分程度)
受験料:免除科目に応じて7,000円~12,000円(税込み)会員価格あり
試験内容:
〇一次試験:
・砂防・急傾斜関係業務に関する一般、法令・調査・計画・設計・施工・管理、施設の構造等に関する基礎的知識問題・専門的知識問題(多肢選択式)
・砂防・急傾斜関係業務に関する経験論文(1500字以内)
〇二次試験
・適格性についての口頭試問(1人20分程度・面接方式)

■受験資格
砂防・急傾斜地崩壊対策(雪崩対策を含む)関係業務に関する7年以上の実務経験年数を有する者。
実務経験年数のうちには、2年以上の指導監督的実務経験が必要だ。

■資格取得のメリット
・建設コンサルタントや土木設計業への転職に有利

■直近とその1つ前の受験者数&合格率
〇一次試験
2022年度の試験は2021年度と比べて、受験者数は+34名の56名、合格者は+38名の51名、合格率は+32.0ポイントの91.1%という結果だった。
〇二次試験
2022年度の試験は2021年度と比べて、受験者数・合格者ともには+35名の49名、合格率はいずれも100.0%という結果だった。

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