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2DMC・2DMGブルドーザとは?

2DMC・2DMGブルドーザとは、作業装置高さを自動制御またはガイダンスするブルドーザである。
回転レーザーから照射されるレーザー光をブルドーザ作業装置に設置した受光器で捉えることによって、
作業装置高さをレーザー面にあわせて自動制御(MC)、又は モニターによりガイダンス(MG)する。

MC技術とは、排土板の高さ・勾配を自動制御するシステムである。
オペレータ画面には設計との差が表示されており、施工状況を確認しながら施工する。
排土板の上下は自動化されておりオペレータの作業は左右への排土と前後進のみ。
自動制御は手元スイッチでON/OFFが可能。

ブルドーザのMCは大きく2Dと3Dに分けられる。
2Dシステムは外部に設置した回転レーザーから発光される光を排土板に取り付けたマストを昇降する受光器で受信し,排土板の位置を高低差で管理するシステムである。
平面タイプで、丁張が必要・検測は人の手が最小限必要・導入コストが低いといった特徴を持つ。

MG技術とは、施工箇所の設計データと現地盤データとの差分をオペレータへ提供するシステムである。
操作は全て従来のブルドーザと同様だ。

2Dシステム用コントロールパネルと角度センサを搭載。
導入コストが比較的低く、小規模から大規模の工事に使用される。
丁張りにバケット刃先を合わせて0セットし、設定した勾配とバケット位置の差をガイダンスすることで正確な施工が可能である。

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