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建築設備士とは?

建築設備士とは、建築士にアドバイスを行える建築設備の専門家である。
1983年、建築士法の改正時に創設された。

建築設備全般(空調・換気、給排水衛生、電気等)に関する知識及び技能を持ち、高度化・複雑化した建築設備の設計・工事監理に関する適切なアドバイスを行える国家資格だ。

【仕事内容】
建築設備士は、建築士と共に事業計画から改修までの長期にわたって建物に関わる。
・事業計画・設計段階では、建物にあった設備の計画や省エネルギー等の提案を行う。
・工事がはじまると、工事と設計図書との整合性確認において建築士に助言する。
・建物完成後は、省エネで効率よく建物を使う方法を維持管理者と考えアドバイスする。
・建物の改修が必要になると、運用実績等を分析して、単純な機器更新だけではなく、省エネや機能向上のための改修提案を行う。

【資格のメリット】
・建築確認申請書・建築設備工事監理報告書といった公的な書面に記名可能
・資格取得から4年位以上の実務経験で一級建築士の受験資格を得る
・防火対象物点検資格者の受験資格が与えられる
・電気工事・管工事業での特典
・転職に有利

【試験概要】
■受験資格
 ①大学、短期大学、高等学校、専修学校等の正規の建築・機械又は電気に関する課程を修めて卒業した者+実務経験2年~6年
 ②一級建築士等の資格取得者+実務経験2年
 ③建築設備に関する実務経験者9年以上
■試験科目
 ①第一次試験[学科]建築一般知識・建築法規・建築設備
 ②第二次試験[設計製図]建築設備基本計画及び建築設備基本設計製図
■実施機関
 国土交通大臣の登録を受けた(公財)建築技術教育普及センターが実施

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