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スーパーシティとは?

スーパーシティとは、AIやビッグデータを活用し、社会のあり方そのものを変えていく未来都市である。
2020年の国家戦略特別区域法改正により創設された「スーパーシティ型国家戦略特区」のことで、特に力を入れて開発を進める地域と言える。
令和3年4月16日に公募を締め切り、合計31の地方公共団体から応募があった。

これまでのスマートシティや近未来技術実証特区などの取組は、エネルギー・交通などの個別分野での取組、個別の最先端技術の実証などにとどまっていた。
対してスーパーシティは「丸ごと未来都市を作る」ことを目指している。

次の中から少なくとも5つ以上の領域において、地域の「困った」を解決させていく取組である。
①移動:いつでもどこでも必要な移動サービスを提供
②物流:いつでもどこでも必要な配送サービスを提供
③⽀払い:スーパーシティエリア内はキャッシュレスで現金不要
④⾏政:全ての行政手続きを効率的に処理
⑤医療・介護:全ての医療・介護をかかりつけから在宅で
⑥教育:全ての子どもに世界最先端の教育環境を
⑦エネルギー・⽔:エネルギー・上下水などをコミュニティ内で最適管理
⑧環境・ゴミ:未開発の土地で事業をゼロから開発しITを基軸とした街づくりを行う
⑨防犯:⾼齢者や⼦供の⾒守るスマートポールを導⼊
⑩防災・安全:災害時にはリアルタイムで災害状況をモニタリング

スーパーシティの構想は国際的には急速に進展するも、「完全なスーパーシティ」は実現されていない。
日本が先んじて作り上げ、2030年頃に実現される未来社会での⽣活を加速実現したいと考えている。
住⺠が参画し、住⺠⽬線でより良い未来社会の実現がなされるよう、ネットワークを最⼤限に利⽤することが期待される。


出典:地方創生サイト(https://www.chisou.go.jp/tiiki/kokusentoc/supercity/openlabo/supercity.pdf

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