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ウィークリースタンスとは?

ウィークリースタンスとは、受注者と発注者の間で1週間のルール等を定める制度である。
2019年に施行された働き方改革関連法に基づき、公共工事における長時間労働の是正や
処遇改善といった働き方改革の促進が求められてきた。

ウィークリースタンスに則って計画的に業務を行うことにより、業務環境の改善が見込める。
それは、よりいっそう魅力ある仕事や職場作りに繋がるだろう。
また、成果品の品質確保やワークライフバランスの推進による担い手の確保・育成も期待されている。

ウィークリースタンスによる業務環境の改善例
①依頼日・時間及び期限に関すること
 休日明け日を依頼の期限日としない・休前日に依頼しないなど
②会議・打合せに関すること
 業務時間外にかかるおそれのある打合せ開始時間の設定をしない
③業務時間外の連絡に関すること
 業務時間外のメール・電話などの連絡を行わない
具体的な実施に当たっての必要事項は地方公共団体ごとに定められている。

ウィークリースタンスの進め方
①初回打ち合わせ時に、受発注者の行儀にて実施対象業務・実施内容を決める
②決定事項は議事録に記載し、受発注者間で共有する
③中間打ち合わせを利用し、受発注者間で取り組みのフォローアップを行う。

ウィークリースタンスの実施により建設業界における業務環境の改善は一定の成果が見られている。
今後も引き続き、ウィークリースタンスの取り組みを実施し、
「発注者の意識改革」を進めることが重要である。


※出典:国土交通省ウェブサイト(https://www.mlit.go.jp/tec/content/reiwaunyousankou.pdf
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