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4週8閉所とは?

4週8閉所とは、建設現場における「週休2日制」の導入に関する取り組みである。
働き方改革として、2024年4月の時間外労働上限規制の適用に向けて、国土交通省を始めとする工事現場に関連する各所は課題解決に向けて取り組んでいる。

・現状
現在、4週8閉所以上を現実に行っている分野は、土木業界が全体の約4割、建築業界が全体の約3割となっており、少しづつ改善は進んでいる。
民間工事がメイン事業の建築と比較して、公共工事がメイン事業の土木業界の休日の取得が進んでいる傾向にある。

・中には完全週休2日制を導入しているところも
日本建設業連合会と各地方整備局との意見交換会では、中部整備局が本館工事において土日と祝祭日を休日とする「完全週休2日制」を導入すると発表した。
休日がまちまちな土木や建築業界において完全週休2日制を導入したことは、働き方改革改善における大きな一歩であると言えるだろう。

・4週8閉所を実現するには多くの対応が必要
現場における休日を増やすには、休日を設けた上での工期の設定はもちろんのこと、日雇いやアルバイトなどの時給制で働く作業員の給与水準を維持できるかなどの対応が重要である。
また、変更などが起こった場合に、それを踏まえた上で納期に間に合わせることができるかも大きなポイントになる。
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