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北海道開発局とは?

北海道開発局とは、国土交通省の地方支分部局のことである。
他の地方はひとまとめで地方整備局とよばれているが、北海道開発局は北海道だけに特化した部門となっている。
北海道開発局が特別扱いされているのは、北海道の開拓を国が直接担っていたため
もともとは北海道開発庁であったことが理由である。

北海道開発局では、北海道を総合的に開発を進めることが目的で、
道路や空港、河川、漁港などの整備、また地方公共団体への支援や指導などを総合的に行う。
このため北海道内で行われている建設工事や土木工事などの中で、国が関連しているものは
全て北海道開発局の管轄となっている。

基本的には他の地方の整備局と業務内容は似ているが、他の地方整備局と違うのは、
農林水産省の管轄となる工事や環境庁が受け持つ事業も、北海道開発局が受け持っていることがあげられる。
そのため北海道開発局は、他の地方整備局と比べて業務が幅広いことが特徴の一つである。

北海道開発局は、開局から70年たっていることから、地域開発の経験やノウハウ、さらに人材が豊富である。
これらを利用し、独立行政法人国際協力機構を通して国際貢献を行っており、
平成30年までに81ヵ国980名の行政官を受け入れるなどの実績がある。

※出典:北海道開発局(https://www.hkd.mlit.go.jp/ky/ki/keikaku/u23dsn0000000fqs.html

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