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インフラオープンデータとは?

インフラオープンデータは、生活の基盤となる国土に関する、公開データのことである。
オープンデータとは、企業や個人での利用が許可されている無料のデータのこと。
現在、様々な分野でデータ公開が進んでいる。

国土交通省は、国や民間の持つデータベースを連携したプラットフォームの整備に着手している。
プラットフォームには、インフラ分野も含まれる。
データを公開する目的は、国が保有するデータを民間でも活用できるようにすることである。

国土交通省は、「国土交通データプラットフォーム1.0」を令和2年に一般公開した。
プラットフォームでは、各種データの検索、表示、ダウンロードが可能である。

国土に関するデータは「インフラデータプラットフォーム」にまとめられている。
インフラ施設の情報、地盤データ、全国のボーリング結果等、合計約22万件の国土に関するデータの
閲覧が可能。
また、ICT土木工事で取得した3次元データを地図上で検索、表示ができる。

現在も様々な機関とデータベースの連携を進めている。
地方公共団体や、各省庁、民間のデータベースの連携拡大を目指している。

また、2016年、土木学会土木情報学委員会に「インフラオープンデータ・ビックデータ研究小委員会」
が設立された。
インフラオープンデータに関する認識を向上し、すそ野を広げるための技術的な検討を行っている。


※出典:国土交通省(https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001341855.pdf
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