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ECI方式とは?

Early Contractor Involvementの略で、施工予定技術者事前協議とも呼ばれる公共工事の発注方法の1つ。

Early     :早期
Contractor :請負業者
Involvement:関与

通常、公共工事は設計と施工を別々に発注し、設計会社と建設会社がそれぞれ受注・履行している。
しかし、発注者が当該工事の仕様の確定が困難な場合、通常の方法では最適な設計が行えず工事の発注も難しくなり、結果として、適切な施工が行われない事態が生じる。
そのため、2014年の「公共工事の品質確保の促進に関する法律」の一部改正により、ECI方式が新たに制度化された。 

ECI方式では、実施設計の段階から建設会社(優先交渉権者)が技術協力で参画する。
設計会社と建設会社の2者協力のもと、仕様等を明確にする仕組みになっている。

早期復旧のため条件が確定する前段階から着手の必要がある災害復旧工事、損傷の程度が明確に判別できない大規模修繕工事などで導入されている。

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