東日本高速道路株式会社とは？
東日本高速道路株式会社とは、東日本地域の高速道路の建設と管理・運営を行う会社である。高速道路株式会社法により日本道路公団が分割・民営化し、2005年に設立された。
英語表記は「East Nippon Expressway Company Limited」
「NEXCO東日本」をブランドネームに掲げる。
経営理念は、次の通り。
・高速道路の効果を最大限発揮させること
・地域社会の発展と暮らしの向上を支えること
・日本経済全体の活性化に貢献すること
道路管理運営事業・道路建設事業だけでなく、技術開発や環境への取り組みにも力を入れている。
高速道路の管理・修繕事業として、安全に走行できる道路環境を保持するため、
日常的な点検・清掃・補修・事故復旧作業に努める。
また、計画的な補修工事や雪氷対策に取り組んでいる。
長期的な高速道路の「安全・安心」の確保に向けICTや機械化等も積極的に導入。
東日本高速道路株式会社は、環境への取り組みを経営の重要課題と位置付けている。
環境保全の取り組みとして地球温暖化防止・循環型社会形成への貢献を行う。
また、環境負荷の低減に努めている。
例えば、トンネル内の照明を「LEDランプ」に変更。
視認性の向上を図るとともに省エネにも貢献。
LEDランプへの変更による使用電力量の削減は年間約3,700万kwhと推計される。
東日本高速道路株式会社では、独自の技術とノウハウを活用して海外に事業を展開。
開発途上国に専門家を派遣し、各国の道路諸問題の解決に貢献。
開発途上国の技術者に対し、研修の受入れも行っている。
