構造物の補修・補強技士(リペア会)とは
土木・建築構造物の補修・補強に関する専門的な知識や技術を有することを認定する民間資格である。一般社団法人リペア会が認定しており、構造物の補修・補強に携わる人材の能力を担保し、施工品質の向上・確保を図ることを目的としている。
リペア会では、本資格を「技士と技能者との間に位置する資格」としている。
また、本資格は国土交通省登録資格として、橋梁に関する次の4区分に登録されている。
いずれも、対象業務における担当技術者の資格である。
【国土交通省登録資格の登録区分】
・施設分野 橋梁(鋼橋):点検、診断
・施設分野 橋梁(コンクリート橋):点検、診断
■構造物の補修・補強技士になるには
【資格取得の流れ】
①リペア会が実施する講習を受講
②資格試験に合格
③資格者登録
【主な受験資格】
学歴や保有資格に応じて実務経験年数が定められている。
・学歴
大学卒業者または専門学校を卒業し「高度専門士」と称する者は、指定学科・指定学科以外ともに1年以上の実務経験が必要である。
・資格
2級施工管理技士と同等以上の関連資格を保有している場合は、資格取得後2年以上の実務経験が必要である。
対象資格には、土木・建築施工管理技士、技術士、RCCM、コンクリート診断士、道路橋点検士などがある。

(出典:構造物の補修・補強技士 受験手続のご案内 2026年2月)
■構造物の補修・補強技士の有効期間と更新
・有効期間:5年間
・更新方法(2026年度時点)
①オンデマンド講習の受講
②Web択一試験を受験し、80点以上を取得する
③「資格取得後、本資格が役に立ったこと」に関するアンケートを提出
④過去5年間の業務実績または自己学習用課題を提出
■まとめ
構造物の補修・補強技士は、土木・建築構造物の補修・補強に関する専門的な知識や技術を認定する、一般社団法人リペア会の民間資格である。
国土交通省登録資格として、鋼橋・コンクリート橋の2つの施設分野において、それぞれの分野で「点検」「診断」に登録されており、対象業務では担当技術者の資格として位置づけられている。
参考:
・国土交通省 国土交通省登録資格を活用していただくために
・一般社団法人リペア会 2026年度「構造物の補修・補強技士試験」

