舗装診断士(日本道路建設業協会)とは
既設舗装の調査・評価、維持・修繕工法の選定・設計、補修計画の策定支援を担う技術者の資格である。
本資格は、一般社団法人日本道路建設業協会が認定する民間資格である。
また、国土交通省登録資格としても登録されている。
資格の登録有効期間は5年間で、登録を継続するには、有効期間内に技術講習を受講し、更新手続きを行わなければならない。
なお、2026年度以降の技術講習は、eラーニング形式で実施されている。
■舗装診断士が担う業務
(1)既設舗装の調査・評価
既設舗装を調査し、舗装の性能や構造、破損・変状の状態などを評価する。
(2)舗装の損傷原因の推定
舗装の破損状況に加え、交通量や地域・気象条件、地形、道路建設時のデータ、供用年数などを踏まえ、損傷原因を推定する。
(3)維持・修繕工法の選定と設計
調査・評価の結果に基づき、舗装の状態に適した維持・修繕工法を選定し、ライフサイクルコストを考慮して設計する。
(4)補修計画の策定支援
調査や診断の結果をもとに、既設舗装の補修計画の策定を支援する。
必要に応じて、個別箇所だけでなく、道路網全体を対象とした補修計画の策定も支援する。
■舗装診断士の受験資格
舗装診断士を受験するには、次のいずれかの資格の保有と実務経験が必要である。
【保有資格】
・1級舗装施工管理技術者
・技術士(建設部門)
・特別上級・上級等土木学会認定資格
・RCCM
【実務経験】
・1級舗装施工管理技術者の保有者は5年以上の舗装関連業務の経験
・そのほかの資格保有者は7年以上の舗装関連業務の経験
さらに、その業務経歴に、舗装の計画・調査・評価に関する1年以上、または3件以上の実務経験が含まれていなければならない。なお、3件以上の実務経験については、従事した期間を問わない。
■まとめ
舗装診断士は、既設舗装の調査・評価から損傷原因の推定、維持・修繕工法の選定・設計、補修計画の策定支援までを担う資格である。
本資格の取得は、舗装の状態を適切に評価し、その結果を補修設計や舗装マネジメントにつなげるための専門知識を有していることの証明となる。
(参考:一般社団法人 日本道路建設業協会)
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