2021年度(令和3年度) 一級建築士試験「設計製図の試験」の結果発表
令和3年10月10日に実施した一級建築士試験「設計製図の試験」の合格者が発表された。![](/dcms_media/image/%E7%9B%B4%E8%BF%915%E5%B9%B4%E9%96%93%E3%81%AE%E4%B8%80%E7%B4%9A%E5%BB%BA%E7%AF%89%E5%A3%AB%E3%81%97%E3%81%91%E3%82%93%E3%80%8C%E8%A8%AD%E8%A8%88%E8%A3%BD%E5%9B%B3%E3%81%AE%E8%A9%A6%E9%A8%93%E3%80%8D%E7%B5%90%E6%9E%9C.png)
公益財団法人建築技術教育普及センター(https://www.jaeic.or.jp/shiken/1k/1k-gokaku20211224.files/1k-gakka-gokakuhappyo-202112r.pdf)
受検者数は前年比-536人の10,499人、合格者数は前年比-31人の3,765人、合格率は前年比+1.5ポイントの35.9%という結果だった(上表参照)。
一級建築士は「学科の試験」と「設計製図の試験」の2つに合格すると取得できる。
令和2年3月に改正され、原則として、試験の前後にかかわらず、免許登録の際までに実務経験を積めばよいことになった(免許登録要件)。
また、建築士資格に係る実務経験の対象が拡大され、学科試験合格後、5年間で3回設計製図試験を受験できるようになった。
以上のことから、令和元年と比べて受験者数が、令和2年の学科試験で+5,277人、製図試験で+884人、令和3年の学科で+6,564人、製図で+348人と増加したと考えられる。
記事作成者:M.I