特定実務経験とは?

カテゴリ
既に建設業界で働いている方へ  建設業界情報  建設業界用語  建設業界ニュース 
タグ

株式会社ライズ

B!
2024年4月から変更になる施工管理技士検定の受検要件に記載のある「特定実務経験」とは、請負金額が4500万円(建築一式工事は7000万円)以上の建設工事において、監理技術者・主任技術者の指導の下、または自ら主任技術者として請負工事の施工管理を行った経験のことを言います。

※金額を見ると間違いやすいですが、下請金額ではなく請負金額です。

但し、その監理技術者・主任技術者については「当該業種の監理技術者資格者証を有する者に限る」とされているので、監理技術者なら誰でもいいと言う訳ではなく、主任技術者でも該当する監理技術者資格者証のある者、ということになります。

また「発注者側技術者の経験、建設業法の技術者配置に関する規定の適用を受けない工事の経験等は特定実務経験には該当しない」とされているので、いわゆる発注者支援業務での工事監督業務や、監理技術者などの配置を規定されないような工事の経験はカウントされないことになります。
    

関連記事

LRT(エル・アール・ティー)とは?

Light Rail Transitの略称で、道路に設けたレールを使って輸送を行うシステムのことである。Light:軽量・容易なRail :鉄道Transit:輸送・運搬・乗り継ぎ鉄道と比べ車両や軌道...

「コンストラクション甲子園」とは?

コンストラクション甲子園とは高校生建設業クイズ選手権 北海道大会の通称である。建設業、防災、環境問題などの建設に関するクイズで多くの学生に建設業界への関心を高めてもらうことや、防災リテラシーを高めても...

「業務報酬基準」とは?

業務報酬基準とは建築士法第25条の規定に基づき、建築主と建築設計事務所が設計・工事管理等の契約を行う際の業務報酬の算定方法の基準を示したものである。平成26年の建築士法改正により、建築士法第22条の3...

コピー大手ゼネコン週休2日の進捗状況(社員の休日取得)2023年4月~2023年9月期 ※日建連資料より

大手ゼネコン週休2日の進捗状況(4週8閉所)2023年4月~2023年9月期 ※日建連資料より

「ウォーターPPP」とは?

「ウォーターPPP」とは、水道や下水道、工業用水道など水分野の公共施設を対象とした新しい官民連携である。民間業者が長期的に公共施設を管理することができる「管理・更新一体マネジメント方式」と「コンセッシ...